契約/支払条件


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契約はすべて施主の責任

自分でプロジェクトを行うと各種の契約、支払いが発生します。これは全て施主の責任で処理してゆかなければなりません。

1年3か月にわたって段階的に発生しますので、仮に融資を使うにしてもある程度の自己資金がないと処理できません。少なくとも1/3の自己資金があると安心です。

コンサルタントの契約、土地の購入、行政書士/司法書士との契約、森林伐採、道路工事、地質調査、測量、まではIDが認定される前ですから、融資はまだ降りていません。自己資金でまかなっておく必要があります。(融資の対象範囲にはなります)支払いは契約と同時か完成と同時に行います。

IDが認定されるとともに、パネルの発注、付属機器の発注、敷地整備工事、フェンスの設置、などをEPCに発注します。これが金額的には一番大きく全体の7割強を占めます。

ここで更にその7割がパネルなどの機器になります。中国製を発注すると契約時前払いになりますので注意が必要です。商習慣の違いから発生するものですが、輸入品になるのでやむを得ないのかもしれません。このため、EPCには7割を着手時、1割を中間金、2割を完工時に支払う契約を結びました。この発注はリスクが大きいのでIDの認定後に行います。

発注者からすると発注時の前払いが大きいので、機器の製造、船積み、輸送の各段階でチェックするようにEPCには申し入れをしています。

融資はIDの認定前に申し込んでおくのが賢明です。審査には最低1か月かかります。ID認定と同時に融資が降りれば資金繰りはうまくいきます。