経費項目の洗出し


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施主が自分で太陽光発電のプロジェクトを始めようとするにはどのような経費項目を考慮する必要があるかのか

すでに出来上がり販売されている太陽光発電所を購入するという方法が一般的ですが、投資利回りは自分で一から立ち上げるプロジェクトに比べて悪くなります。そのため、施主が一からプロジェクトをおこしたのが今回のプロジェクトです。

手間はかかりますが、良いコンサルタントを付ければ既製品を買うより安く、よい利回りが得られる太陽光発電所を作れます。何よりいいのは、土地の性質、工事の品質、近隣との問題の有無などを施主自身で正確に把握でき、発電の機器も効率の良い最新のものを整備できることです。

そのためには、どのような経費がどのくらいかかるのか把握しておくことが必要です。

価格は場所、条件によって大きく変化します。よってあくまで概算です。実際の個別の詳細は開示できません。

 

施主がかけた本プロジェクトの費用

投資費用

・土地の購入  相場は場所で大きく違います

・行政書士   農地転用

・司法書士   土地登記

・測量     境界画定のため必ず必要、かつ正確な図面がないと設計できない

・地質調査   地下の地質によりくい打ちが不可能な場所もあります

・森林伐採   発電場所に影響する森林伐採、工事用道路開墾のため竹林伐採

・工事用道路の敷設 伐採完了後、工事用道路の設置(4トン車可能)

・電力会社系統連系 売電用電柱の敷設(今回は電力側で容量増大の計画があり便乗)

 

・コンサルタント  土地選び、シュミレーション、各種申請などで必須

・EPC発注(以下の内容を含みます) 全体の6割強がパネル、付属機器

 ・整地

 ・防竹工事

 ・パネル、PCSなど付属機器

 ・電気工事

 ・架台、くい打ち

 ・フェンス工事

 ・管理費

・施主現場管理費 現場管理、検収、近隣友好関係維持のため3か月に一度は訪問

合計2225万円(消費税込み)

以下は完成後毎年発生経費

・保険   完成後の破損に備える

・遠隔管理システム システムで発電モジュール単位で発電量を把握

合計39万円/年(消費税込み)

・固定資産税

・法人事業税(売上課税) 特になれない税制のため帳簿処理に注意

合計:未発生のため計算していません