森林組合との関係


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森林組合の役割

太陽光発電を始める場所は、たいていの場合、周りが森林で、かつ、その場所も熊笹が密集しています。このような場合、該当地に入る工事用の道路の設置のための木々の伐採、抜根や、熊笹や日影を作る木々の伐採、抜根のために森林組合の力を借りる必要が出てきます。

その森林の過去のメンテナンスに詳しいのが森林組合だからです。太陽光発電を始める場所が過去5年以内に別の補助金を受けて森林の維持をしていると太陽光発電の申請ができません。太陽光発電も売電価格が高いのは補助の一種だからです。また、他人の森林の伐採などの問題を起こさないためにも境界を知っている森林組合の助力が必要です。特に、赤線、青線が縦横に走っていることが多いので、この境界線も知っておく必要があります。このため、森林組合との良好な関係が維持される必要が出ます。土地を購入した後で、森林組合に加入するのも一案です。

専用の装備を持っている

森林組合はユンボのような重機から草刈り機、森林伐採のチェーンソーなど専用の機器を保有しています。また伐採した材木を引き取ってチップ加工などする工場で処理をしてくれます。伐採した木々をそこに放置したのでは太陽光発電設備の敷設できませんから処理してもらう必要が出ます。また、抜根は必要不可欠ですがユンボで行います。

今回のプロジェクト

土地は自前の土地で、施主は昔からの組合員でしたので、木々の伐採、搬出、は森林組合が行ってくれました。工事用道路を設置するための竹林伐採、一面3mの熊笹に覆われていた発電場所1835m²の伐採はわずか2日で完了しました。

今後のメンテナンスでも残った森林の手入れを定期的にする必要があり、かつ、日影を作らないために隣接した他人の森林の原生木や熊笹を伐採する必要が出ます。円満に行うためには森林組合の協力が欠かせません。